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紹介を生む土台となる「平生」とは?

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今日は「 平生 」の話をします。
このテーマは本当に大事な話なので
しっかり自分自身の胸に刻み込んでいただけたらと思います。

日々、活動をしていて、

「知識や活動量はある程度あるのに、なかなか成果に結び付かない」

こんな時があるのでは無いかと思います。

そんな時に、まず一番に見直して頂きたい事。
それは、「平生(へいぜい)」です。

Contents

平生(へいぜい)とは?

平生というのは常日頃の在り方や生き方の部分です。
要は、仕事以外の部分も含めた自分自身の日頃の状態です。

なぜ平生が大事なのか?

私自身、昔は「平生が保たれていない」状況でした。
私の場合、30歳ぐらいまではなかなかダメな
生き方をしてきたので、いざ完全歩合の営業を始めた時や
個人事業主として独立した後も正直苦労しました。

例えば、

・時間を守らない。
・アポイントの約束をすぐコロコロ変更する
・行くと言っていたイベントに行かない
・報・連・相をしっかり出来ていない

特に、時間を守る、約束を守るというところ。
小さな約束がなかなか守れなかったり、ちょっとぐらいいいや!
と思ってしまって、相手の時間を奪うようなことや
信用を損ねるようなことを度々していました。

この頃はビジネスでお金を稼ぎたかったら
信用を積み重ねる必要があることを
全く知らなった無知な時代でした。
決してもう若くはない年齢だったので
本当に痛い人間だったと思います。

平野が変わったきっかけ

今でも大変お世話になっている
外資系生保のマネジャーの方が
すごく厳しく言ってくれた事がきっかけで
平野も少しずつ変わっていきました。

「 平野さん、その革靴の状態でお客さまの前に出るんですか?
ちょっとうちの子たちだったらそんな靴でお客様の前に出せないので
絶対に一回帰って靴を磨き直してからまた出てこいと言いますね! 」

「平野さん、髪の毛をそろそろ切ったほうがいいですね」

などなど、本当に多くの指摘をいただきました。

大人になってから
ましてや独立してひとり親方になってから
なかなかこんなことは言ってもらえないですよね。

でも、そのマネージャーの方は
そういう言いにくいことも
愛を持ってバシッと言ってくれる方でした。

あるとき、名刺交換をしたときに

「平野さん、名刺交換のときに親指の爪が
だいぶ伸びていたので、これは切ったほうがいいですよ」

と言われました。

こういうところまで見らるものなのか!と
正直驚きましたが
自分で思った以上にお客様は私の事を見ている。
見ているというか雰囲気や醸し出されるものを
見透かしていると言ったほうが正しいかもしれません。

自分自身がそこまで細かく意識したことが
正直なかったので、言われて深い気付きを得ました。

普段から自分自身の日常の在り方によって、自分の身に起きている変化、

・髪の毛が伸びていること
・爪が伸びていること
・時間にいつも遅れそうになっていること
・報連相ができていないこと
・目先のことに追われて他人との約束によくリスケやアポキャンをしていたこと

厳しく言って貰う事で、こういった変化にしっかり気付き
自分自身を正していくとても良いきっかけになりました。

これは外面や行動の話だけでなく
内面の乱れがあるからこそ
外面や行動に現れるということ。
大事なのは内面。

優績な先輩の初回訪問時商談の
ロープレなどを見ると
自分と話している内容がそれほど変わらないのに
実際の成約率は段違いで先輩のほうが高い場合がありますよね?

それってつまりは
あなた自身の平生がお客様に伝わっている
感じ取られているということです。
怖いですよね。

平生を正した結果、起こった事

端的に言うと、

・相手にもされなかったような方との商談が立ち上がる。
・「あいつ本当に駄目なやつだよな」と言われていたのが、少しずつ一目置かれる存在に変わった

といった事が起こりました。

商談が立ち上がる、紹介が生まれる。
そのためには、もちろん高度な知識や営業のスキルは非常に重要です。

しかし、それよりもっと手前で人としての土台の部分を整え、

「この人は信用に値する人だな」
「最低限のラインをちゃんと越えているな」
「この人の話だったら聞いてみてもいいかな」

と思って貰えるぐらい、しっかりと平生を保っていくことの方が重要になります。

相手の期待値を超えるような動きができる気遣い。
普段誰も見ていない所で自分自身の在り方を正す努力。
こういった見えない努力を積み重ね当たり前のレベルが
高まることで第一印象から差が付くようになります。
自分を律していこうという人ほど
人から初対面の方からも信用されるようになります。

どれだけ知識や活動量があっても、この最低限のレベルを
ちゃんと越えられていないと、やはり商談に結び付いて行きません。

優績者たちが一番大事にしている事

私の周りの優績者の方たちに
「一番大事なことは何ですか?」
と聞いたところ

「知識なども当然大事ですが、平生が一番大事じゃないですかね。
だって平生が乱れていると、紹介を全く頂けないですよ」

ということをよく言っています。

是非この「平生」という部分を見直して
小さな信用を積み重ね
快く紹介を頂けるような営業マンに
なっていただけたらと思います。

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